クッキー生地が余ってしまったときに、保存して焼きたいときに使えたらいいのに…と思った経験はありませんか？実はクッキー生地は、冷蔵保存や冷凍保存が可能です。この記事では、クッキー生地の保存方法や保存できる日数をご紹介します。冷凍生地をストックしておけば、いつでも手軽においしいサクサククッキーが食べられるので、ぜひチェックしてくださいね。

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クッキー生地を保存できる日数

クッキー生地を保存できる日数は、冷蔵であれば4〜5日程度、冷凍なら1ヶ月程度が目安です。しかしこれらはあくまでも目安なので、傷んでいそうな場合には食べないようにしてください。長期間保存する際には、サランラップを使ってしっかりと密閉してジッパー付きの保存袋に入れておけば、他の食材のにおいが移ることもなく安心でしょう。

クッキー生地が傷んだときのサイン

クッキー生地が傷んでしまった場合には、通常の生地よりも生臭かったり油臭かったりする場合が多いようです。そうなってしまうと風味が損なわれてしまい、加熱しても食中毒を引き起こす可能性があります。また表面にカビが生えていたり、生地の表面がぬるぬるしていたりするような場合にも、食べずに処分してください。

クッキー生地を保存する方法と使い方

ここからは、クッキー生地を保存する方法を紹介します。

冷蔵保存の場合

型抜きクッキーを作る予定であれば生地を綿棒で伸ばした状態で、アイスボックスクッキーを作る場合には棒状に成形して冷蔵庫に入れておきましょう。このとき、ラップやジッパー付きの保存袋を活用して、しっかりと密閉するのがポイントです。また冷蔵庫内で保存する際には、置く場所にも注意しましょう。5℃前後の温度を保てる、バターやチーズなどを置く位置がおすすめです。

生地を作った後に余裕がある場合には、成形した状態で冷蔵保存することも可能です。ラップやクッキングシートの上に成形したクッキーを並べて、さらに上からラップをし、崩れないように保存しましょう。冷蔵保存していた生地を使う場合には、少しだけ常温に戻してから使用してください。

冷凍保存の場合

冷凍保存をする場合も冷蔵保存の際と同様に、使いやすい状態に整えてからしっかりと密閉して冷凍庫に入れます。冷凍保存していたクッキー生地を解凍するためには、使用する前に冷蔵庫に移して時間をかけて解凍します。電子レンジで解凍すると、一部に火が通りすぎて食感にムラができてしまったり、生地がドロドロになってしまったりするリスクが高まるためやめましょう。

どうしても早く解凍したい場合には、クッキー生地をビニール袋に入れて密閉し、水を張ったボールに漬けておきましょう。ビニール袋の口から水が入り込まないように注意してください。

クッキー生地を長持ちさせるコツ

ここでは、クッキー生地を長持ちさせるためのコツをご紹介します。

手指を清潔にしておく

クッキー生地は直接手で触れるため、手指の消毒を徹底しておきましょう。日本人の約30%は、黄色ブドウ球菌を常在菌として保有しています。通常では特に問題ないのですが、温度など保存方法の条件によっては菌が増殖してしまい、食中毒を起こしてしまう可能性もあります。そうなるとせっかくのクッキーが食べられなくなってしまうため、細菌が付くリスクをできるだけ下げておきましょう。

調理器具を消毒しておく

クッキー作りに使用する調理器具は、きちんと消毒しておいてください。熱湯、次亜塩素酸水、消毒用アルコールを活用し、しっかりと滅菌しましょう。調理器具によっては、熱湯がかけられないものもあります。そのような場合には、消毒用アルコールをスプレーし、清潔な布巾やキッチンペーパーで拭き取ってください。

材料は新鮮なものを使用する

クッキー生地を長持ちさせるためには、新鮮な材料を使うのもポイントです。賞味期限内である事はもちろん、できるだけ新鮮で正しく保存しているものを使用してください。可能であれば、使いかけのものや買い置きではなく新しく買い直すとさらに安心です。

まとめ

いかがでしたか。クッキー生地の保存方法や保存できる日数をご紹介しました。手作りのクッキー生地は、そのままにしているとすぐに傷んでしまいます。しかしコツを押さえて正しく保存をすれば、いつでも手軽に焼きたてクッキーを楽しめますよ。生地をストックしておけば、毎日のおやつや急なおもてなしにも役立つので、ぜひ参考にしてくださいね。