スポンジケーキが膨らまない原因とは?解決方法や作り方のコツも解説

膨らまない原因を解決してキレイに仕上がったケーキスポンジのイメージ

 

ふわふわのスポンジケーキを夢見て作ってみたものの、膨らまずペシャリと潰れたようになってしまった経験はありませんか?一度失敗してしまうと難しいイメージがついてしまいますが、スポンジケーキは膨らむコツをしっかり抑えて作れば、まるでお店のようなしっとりふわふわに仕上げられますよ。今回はスポンジケーキが膨らまない原因と解決方法をご紹介します。

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ケーキのスポンジが膨らまない原因と解決方法

スポンジケーキが膨らまない7つの原因と対策方法をご紹介します。

卵の泡立て不足

スポンジケーキが膨らまない理由の中でも、特に多いのが卵の泡立て不足。スポンジケーキは、生地中の水分と卵の泡立ちに含まれる空気がオーブンで熱膨張することでふわふわに仕上がります。つまり、そもそも卵の泡立てが少ないと生地中の空気量も少なくなり、上手く膨らまなくなってしまうのです。

 

卵は冷たいままだと泡立にくいので、60℃くらいの湯せんにかけながら混ぜましょう。卵が白っぽい艶のあるクリーム状になり、泡立て器ですくって落ちた跡がすぐには消えない程度になれば、しっかりと泡立てられた証拠です。

薄力粉がきちんと混ざっていない

卵を泡立てたら薄力粉を混ぜますが、この時にきちんと混ざっていないと生地のキメが整わないため、膨らみにくくなってしまいます。粉を混ぜたら粉っぽさがなくなるまでしっかりと混ぜましょう。

薄力粉の混ぜ過ぎ

先ほど薄力粉はしっかりと混ぜるべきと紹介しましたが、粉気がなくなった後も混ぜてしまうと、グルテンが出て粘り気が強くなり、生地が重くなって膨らみにくくなってしまいます。薄力粉は粉っぽさがなくなるまではしっかりと混ぜるべきですが、必要以上に混ぜないように注意が必要です。

 

また、混ぜる際は気泡の損傷やグルテンの発生を防ぐため、ゴムベラを縦にして生地の上下を返すようにさっくりと大きく混ぜることを意識しましょう。

バターの混ぜ過ぎ

バターは気泡を潰してしまう特性があります。そのため、バターを加えた後は混ぜれば混ぜるほど膨らみにくくなってしまうのです。50~60℃の溶けやすいバターを加えたら、手早く混ぜるようにしましょう。

生地の最後の方を型の中心に入れた

ボウルの底の生地は上の方にある生地に比べると気泡が潰れてしまいがち。気泡が潰れた生地は膨らみにくく、火も通りにくい状態です。そのような生地は火通りが比較的良い型の縁に流すようにしましょう。

オーブンに入れるまでに時間が空いてしまった

膨らみの元である卵の泡立ちは、時間が経てば経つほど消えていってしまいます。生地を作ったらすぐにオーブンに入れて焼くようにしましょう。オーブンの予熱にも時間がかかるので、生地の出来上がり時間に合わせてオーブンを予熱しておくことも忘れずに。

オーブンの庫内温度が低かった

オーブンの庫内温度が低いままで生地を焼くと膨らみが悪い焼き上がりになってしまいます。そのため、予熱は十分に行う必要があります。オーブンによっては設定温度と庫内温度に差が生じることがあり、しっかりと予熱したつもりでも温度が上がりきっていない可能性もあります。他に膨らまない原因が思い当たらない場合は、オーブン用温度計を使って一度オーブンの温度を確認してみましょう。

膨らまない原因を解決してふわふわのスポンジケーキを作ろう

スポンジケーキが膨らまない原因は、主に生地の気泡が十分でない、もしくは消えてしまったことが考えられます。また、オーブンの庫内温度が低い場合も生地の膨らみが悪くなってしまいます。スポンジケーキが上手に膨らまない場合は、まずは原因がどこにあるのか考えて解決していきましょう。

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