ふとした時に「クッキーを作りたい！」と思い立ったことはありませんか？そんな時、冷蔵庫に基本の材料が4つ揃っていればすぐに作ることができます。そこでこの記事では、クッキー作りの基本の材料と、定番のアレンジ材料を紹介します。時々クッキー作りがしたくなるという方は、ぜひ本記事を読んで覚えましょう。

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クッキー作りの基本の材料

最も基本的なクッキーは、4つの材料があれば作れます。ひとつずつ紹介していきます。

①薄力粉

クッキー作りに使うのは薄力粉。製菓用のものがおすすめです。中力粉や強力粉はグルテン（タンパク質）が多く、クッキーが硬くなりやすいのでおすすめできません。薄力粉の中でもタンパク質含有量が7.0%以下と少ないものを選ぶとふんわり口当たりの軽いクッキーに、7.0〜8.0%の多めのものを選ぶとしっかりしたクッキーになります。

②砂糖

甘さと綺麗な焼き色をつけるために欠かせないのが砂糖です。砂糖にはグラニュー糖、上白糖、粉糖、きび砂糖などさまざまな種類がありますが、基本的にどの砂糖でもクッキー作りに使用できます。ただ甘さや粒子の細かさなどが仕上がりに影響するので、作りたいクッキーに合わせて選びましょう。表面がツルツルで口溶けのよいクッキーを作りたいなら粉糖がおすすめです。

③バター

バターはクッキーを柔らかくサクッとした食感にしてくれます。バターには無塩、有塩、発酵などがありますが、クッキー作りには無塩バターがおすすめです。またバターの芳醇な風味が好きなら無塩の発酵バターを使うと贅沢な味わいに。マーガリンやサラダ油などで代用できないわけではありませんが、固さや風味が異なります。

④卵

卵は卵黄のみ、全卵、卵白のみと3パターンのレシピがあります。どれを選ぶかによって焼き色や風味、硬さなどに違いが出るので、作りたいクッキーや、レシピに合わせて使い分けましょう。卵黄が入るとサクッ、ホロッという食感に、卵白のみだと固めの食感になるのが特徴です。

定番のアレンジ材料

続いて、プレーンではなくフレーバーのあるクッキーを作りたい時に加える、定番のアレンジ材料を紹介します。

アーモンドパウダー

アーモンドから作られるアーモンドパウダー（またはアーモンドプードル）は、さまざまな焼き菓子を本格的にするためによく使用される材料です。クッキーに加えるとアーモンドの風味がつくほか、コクのある味わいになります。

 

また薄力粉と違ってグルテンを含まないため、薄力粉の20％ほどをアーモンドパウダーに置き換えて、サクサクとした食感にするのもおすすめです。サクサクさせる目的なら皮なしのアーモンドパウダー、アーモンドの風味をつけたいなら皮付きのアーモンドパウダーを使用してみてください。

ココアパウダー

茶色のクッキーを作りたい時は、薄力粉の一部をココアパウダーに置き換えられることが多いです。たっぷり入れると濃厚でビターな味わいになります。純ココアパウダーがおすすめですが、ミルクココアやチョコレートパウダーでも代用可能。ただし、純ココアパウダーよりも甘さが強いので砂糖の量に注意しましょう。

抹茶パウダー

緑色の抹茶味のクッキーを作りたいときは、抹茶パウダーを使います。飲料用の抹茶粉末でも問題ありませんが、製菓用の抹茶パウダーの方が焼き上がりの色が美しく出やすいです。抹茶の産地やメーカーなどによって味わいが異なるので、こだわりたい方は色々ためのしてみてください。

チョコチップ

チョコチップクッキーを作りたいときは、チョコチップを入れて作ります。製菓用のチョコチップを使うと統一感が出て綺麗ですが、板チョコをランダムに刻んで入れたり、彩り豊かな「M&M’s」を入れたりして作られることも多いです。

 

アメリカでチョコチップクッキーが初めて作られた時に使われたのは、「ネスレ」のセミスイートチョコレートバーだったと言われています。使用するチョコチップの成分によってクッキーの質感も変わるので、チョコチップ選びは意外にも重要なポイントです。

ナッツ

ナッツを入れると食感の楽しいクッキーが作れます。スーパーなどで売られているナッツは調理されていて美味しく作れないことが多いので、製菓用の生で味付けされていないナッツを使うのがおすすめです。ナッツの種類はクルミ、アーモンド、ピーナッツ、ピスタチオ、カシューナッツ、ヘーゼルナッツなどなんでも構いません。

基本の材料を揃えて、クッキー作りに挑戦しよう

クッキー作りの基本の材料を紹介しました。基本の材料はたったの4つで、スーパーで簡単に手に入るものばかりです。基本の材料と好きなアレンジ材料を揃えて、クッキー作りに挑戦してみてください。