「クッキー作りの基本的な道具は持っているけど、もっと美味しく作るための便利な道具はない？」「プロはどんな道具を使っているの？」などと気になったことはありませんか？クッキーを作るのに必要な道具といえば、ボウルや泡立て器、ゴムベラ、オーブンシートなどがありますが、加えて準備すると仕上がりがワンランクアップする道具もあります。

 

そこでこの記事では、クッキー作りにあると便利な道具について、「美味しくする道具」「綺麗に成型する道具」「上手に焼く道具」の3つに分けて紹介していきます。プロ並みのクッキー作りを目指している方はぜひ参考にしてみてください。

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クッキー作りの便利な道具①：美味しくする道具

まずは、クッキーをもっと美味しく作るためや、味の失敗を防ぐために便利な道具を紹介します。

0.1gまではかれるデジタルスケール

クッキー作りをはじめとするお菓子作りでは、材料の少量の違いが仕上がりを大きく左右します。そのため、材料をきちんと細かくはかってレシピ通りの分量にすることが大切です。0.1gまで細かくはかれるデジタルスケールがあれば、誤差を抑えることができます。デジタルスケールの中には、最小単位が0.5gや1gのものもあるので購入前に確認しましょう。

ハンドミキサー・フードプロセッサー

泡立て器の代わりにハンドミキサーを使えば、時短になって体力的にも楽チンです。またそれだけでなく、クッキーの生地を作る時にはバターが解けて生地がダレる前に手早く作ることが大切なので、混ぜる時もハンドミキサーなどを使って手早く混ぜることで美味しく仕上がります。またプロの中には、バターを冷たいまま混ぜる「サブラージュ法」を行うためにフードプロセッサーを使う人もいます。

クッキー作りの便利な道具②：綺麗に成形する道具

続いて、クッキーを型でくり抜いたりカットしたりして成形する時にあると便利な道具を紹介します。

クッキングマット

まな板やキッチン台の上で成形することも可能ですが、クッキー生地がくっつかないクッキングマットがあると便利です。打ち粉が不要になるので、付着した打ち粉が完成したクッキーの味や見た目に影響する心配が無くなります。クッキングマットは成形時に生地の下に敷いて使いますが、耐熱性がありそのままオーブンに入れて焼けるものも。柔らかくて台からズレにくいシリコン製のものがおすすめです。

ルーラー

ルーラーは定規のような細長い2本の板で、生地の厚みを均一にするための道具です。生地の両側に置き、その上からめん棒で伸ばしていくと、生地の厚みを均一にすることができます。。ルーラーにもさまざまな厚みのものがあるので、作りたいクッキーの厚みを考えて購入しましょう。クッキーの標準的な厚みは3〜5mmです。

スタンプクッキー型

星型、ハート型などさまざまな形があるクッキー型。ワンランクアップさせたいなら、「スタンプクッキー型」がおすすめです。スタンプクッキー型はその名の通り、クッキーの表面にスタンプのように押し付けて跡を付け、クッキーに絵柄を付けられるクッキー型のこと。

 

顔のある動物やキャラクター、窓のあるお家、メッセージの文字など、さまざまなスタンプクッキー型があります。アイシングやトッピングを組み合わせるとアレンジ自在です。

クッキー作りの便利な道具③：上手に焼く道具

最後に、クッキーを上手に焼くために活躍する道具を紹介します。

メッシュ素材のベーキングシート

ベーキングシートとは、別名「オーブンシート」とも呼ばれる、オーブンで焼く時にクッキーの下に敷く道具です。使い捨てのもの、洗って繰り返し使えるものなどさまざまな商品がありますが、中でもメッシュ素材のベーキングシートがおすすめです。

 

メッシュ素材だと焼き上がりにクッキーを剥がしやすく、また焼いている時にクッキーの下から余分な油や空気を逃すので、表面が凸凹するのを抑えてなめらかに仕上がります。

ケーキクーラー

焼きあがったクッキーをまとめて置いたり重ねたりすると、蒸気がこもってクッキーがしんなりしてしまうことがあります。そのままお皿やベーキングシートの上に置いていて、裏側や内側が柔らかくなってしまうことも。

 

そのため、できればケーキクーラーの上に重ならないように並べて、下からも蒸気を逃しながら冷ますことをおすすめします。クッキーが冷めて蒸気が出なくなってからも放置すると固くなってしまうため、冷めたら密封容器へ写すことも大切です。

便利な道具でワンランク上のクッキー作りを目指そう

クッキー作りをもっと美味しく・上手にする便利な道具を紹介しました。デジタルスケールやハンドミキサーのようにさまざまな料理でも活躍する道具もあれば、スタンプクッキー型のようにクッキーに特化した道具もありました。クッキー作りをワンランクアップさせてプロ並みに作りたい方、失敗を減らしたい方は、ぜひこの記事を参考にして道具を揃えてみてください。