市販のクッキーであれば、記載されている賞味期限を守れば安心して食べられますが、手作りクッキーとなると判断が難しいですよね。この記事では手作りクッキーの賞味期限の目安や、手作りクッキーを長持ちさせるためのポイントをご紹介します。クッキー作りに挑戦しようとお考えの方は、ぜひ読んでみてくださいね。

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【目安】手作りクッキーの賞味期限

手作りクッキーの賞味期限の目安は、常温保存で3日〜1週間ほどだといわれています。数週間から数ヶ月ほど日持ちする市販のクッキーとは異なり、劣化が早いため十分に注意してください。

また期限内であっても、保存環境などの条件などによっては食べられないケースもあります。油臭かったりカビが生えていたりした場合には、迷わず処分してください。

手作りクッキーの保存方法

クッキーは、オーブンを使って高温で焼き上げるため、菌類はほとんど死滅します。そのため、常温に置いていても傷みにくく、冷蔵庫などに入れる必要はありません。直射日光や高温多湿の場所を避けて、できるだけ風通しの良い場所で保存しましょう。

保存の際のポイントとして、湿気を吸収すると日持ちが悪くなってしまうため、空気に触れないようにしっかりと密閉してください。クッキーと一緒に乾燥剤を入れておけば、カビの繁殖や腐敗も抑えられるため安心です。乾燥剤がすぐに手に入らない場合、未使用の紅茶のティーバッグを入れておけば代用できます。

手作りクッキーを長持ちさせる方法

ここでは、手作りクッキーをできるだけ長持ちさせる方法をご紹介します。

材料はシンプルに

長く食べられるクッキーを作るには、材料をシンプルにすることを心がけてください。水気はカビや腐敗の原因になってしまうので、フルーツやチョコレートなどは入れないようにしましょう。また使用する材料は、開封したばかりの新鮮なものを使うとさらに安心です。

十分に焼き、乾燥させる

先述した通り、水気はカビや腐敗の原因になってしまいます。そのため、クッキーは十分に焼いて水気を飛ばしておきましょう。また高温でじっくりと焼くことでほとんどの菌を死滅させ、繁殖を抑えられます。

また焼いている間だけではなく、熱が徐々に冷めていく際にも水分は飛んでいきます。クッキーが焼けてオーブンから出したらうちわを使ってあおぎ、水分と粗熱をとるのもおすすめです。その際、オーブンの天板に置いている状態では、クッキーの裏側が湿気を含んでしまいます。クッキークーラーなどの網に乗せて、全体がまんべんなく空気に触れるようにしてください。

暑い季節には注意する

基本的には常温保存が可能なクッキーですが、あまりにも暑い環境下だとバターが酸化し傷みやすくなってしまいます。暑い日には冷蔵庫へしまうなど臨機応変に対策しましょう。クッキーを冷蔵庫から出すと、温度差によって結露する可能性があります。湿気って食感が悪くなってしまうため、できるだけすぐに風通しの良い場所に置いてください。

冷凍保存するなら生地の状態がおすすめ

焼き上げたクッキーを冷凍すると食感が悪くなってしまうため、冷凍するのであれば生地の状態で保存しましょう。クッキー生地を使いやすい形に成形したら、サランラップやジッパー付きの保存袋を使って密閉し、そのまま冷凍庫内で凍らせます。

使用する前には冷蔵庫に移動させて、扱いやすい固さになるまで解凍してください。半解凍の状態であれば生地がまとまりやすく、成形や型抜きが簡単にできるのでおすすめです。

まとめ

いかがでしたか。この記事では、手作りクッキーの賞味期限の目安や、手作りクッキーを長持ちさせるためのポイントをご紹介しました。手作りクッキーは、高温多湿や直射日光を避ければ常温保存でも問題はなく、3日〜1週間ほど保存が可能です。

またクッキーを長持ちさせるためには、水分が大敵だといえます。クッキーを作るときには、シンプルな材料を心がけて十分に焼き上げてください。ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしていただき、安全においしいクッキーを召し上がってくださいね。